行き先も決めてない。 この辺は 学校が多いからゲーセンには人がいっぱいいるだろうし… 「…っあ!あたし良い場所しってる!」 沙耶がいきなり言った。 「シィーって!!」 口に人差し指を当てて注意する。 「いこっか」 小さめの声で、 あたし達は学校を出て行った。