「ミツはスキャンダル嫌なんでしょ?だからそれをネタに揺さぶろうと思って」


「何がしたいんですか?」


女はクスッと笑い


「ミツが欲しい」


俺を指さした



俺が欲しい?



「何で僕ですか?」


「ミツの顔に惚れたから」



あぁ………


結局この女も俺の顔なんだ



「私のものになって」


「あんたのものになるくらいなら写真バラまけば」



俺は呆れ“ミツ”から“充”になってしまった