「では、休憩を10分程挟みまして、それから撮影をしましょう」



カメラマンによって撮影は休憩に入った



「円香ちゃん、もう一着のドレス着てね」


「はい」



もう一着ドレス着れるんだ



わくわくしながら控え室に戻った



「あ…お疲れ」


「ん……」



控え室には充が次のタキシードを手に持っていた



「色、黒なんだ」


「珍しいよな。普通タキシードって白だろ」



私のドレスはどうなんだろう



壁にかけてあるドレスに目を向けると