「円香ぁ起きなさい!お迎えが来てるわよ」



あのまま結局朝まで寝てしまったのか


私は制服のままだった


1階からは母親の声



時刻は7時05分


ちょうど起きる時刻だった



それにしても



「お迎え?」



お迎えが来てるって何だろう



眠たい目をこすりながら1階に降りると



「なっ!何で!?」


何故か“ミツ”姿の宮川くんがいた