充Side



は?



え?




これは夢?



「ま……円香」


「充……私が好きなのは充だよ!ずっとずっと……忘れようとしても無理だった」



抱き着かれてる


その温もりは紛れも無い現実だ



ヤバ……なんか泣きそう



「離れろ」


「やだ」


「いいから」


「やだ」



円香はやだの一点張りだった