明日から芸能科がある学校に転入するため


仕事に専念出来る


自宅も学校とスタジオに近い場所に引っ越しをする


今井さんが車で荷物を運んでくれる


その間俺は段ボールに荷物を詰める


ピンポーン



インターホンが鳴り玄関の扉を開くと



「は?」


「久しぶりね。ミツ」



あの女がいた



この間ようやく名前が思い出せた


「エリカ」


「初めて名前呼んでくれた」

エリカはフフと笑って家に入って来た