｢つうか何で私にバラしたの？｣


杏の言葉に私も頷いた



｢円香の友達だから。信用してバラしたんだよ｣


充は杏を信用してくれてるんだ


そう分かるとなんだか嬉しかった


｢俺ら付き合ってる｣


｢は？｣


いきなりの告白に驚く杏


｢それで、俺だけでは円香を守れないから頼むな｣


充は小さく笑い撮影スタジオに入った



｢私ミツが嫌いだった。
モデルとかアイドルだが知らないけどチャラチャラした奴だと思ってた。


だけど本当は円香が好きで一生懸命なんだね｣



杏は私に微笑みながら言った