「おい」 俯いていた顔を上げると 「み……つる?」 「他に誰に見えんだよ」 「何でここにいるの。控え室から動けないって……」 充は頭をボリボリ掻きハァとため息をこぼした 「話って何?ってメールしただろ?」 もしかして返事する為に抜けて来たの? 「俺、お前が好き」 それはまぎれもない 嬉しくて仕方がない言葉だった