「見んなよ」


はぁ!?



勝手に着替えだして裸になって見んなよ!?



「あんたの裸になんか興味ない!!」



「へぇ、俺の裸高いよ?」



何故か宮川くんは裸のまま近づいて



私は


後退りして


2人でジリジリ控え室を歩いていた





ドン


「やば………」



控え室はそんなにも広くないせいで私の後ろには壁



逃げられない





「なぁ……」


「ッ…………!!」



壁に静かに手を置き耳元で呟く彼に背筋がゾクッとした