「み………充?」


「円香。行こう」


充は女の腕を離し私の腕を掴んだ



「ミツ!その女誰よ」


「あなたに関係ありますか?」


「ミツ……は私のものよ」



女は私から充を離し自分の腕を絡めた



「離してくれますか?
それと言いましたよね?
僕はあなたのものにならないと」



充は笑っているが目は笑っていなかった



「明日嫌でもミツは私のものなんだから」



女はその場を後にした