「ねえ、ミツが手に入れられるってどういうこと?」


「なによ。あんた新人モデルかなんか?」


「質問に答えて。ミツをどうするって?」


「パパに頼んで私とミツが付き合ってるって写真バラまいてミツを私のものにするの」



私の中で怒りは最高潮に達し



「ミツはものじゃない!!」



何かがキレた



「あんたみたいな親の七光りで売れてるモデルよりよっぽど努力して頑張ってるんだよ!!


そんな人をあんたはもの扱い?

調子乗るのもいい加減にしな」



女はポカーンと驚き目を見開いた