シンデレラは泣き続けた。
私は黙ってシンデレラが泣き終わるときをまっていたわ。


「落ち着いた?」


「…何とか…。」


「明日からは…朝ご飯は私が作るわね。」


「えっ…でも…。」


「こう見えても料理は得意なのよ?私の手料理食べてみたくない?」


「…食べたい…。でも…お、お姉ちゃんにそんなこと…」


「頼っていいって言ったでしょう?だから、貴女はお昼ご飯を作って?」


「…はい。」


「…敬語…。」


「あっ…ごめん…。まだなれてなくて…。」


「時間はかかるわよね…。あっ!晩御飯はお母さんに頼みましょう?」