話してて楽しいけど…性格違うし…覚えてもいないみたいね…。


そっか…
覚えてないんだ。


…最初から…分かってたことじゃない…。


…落ち込むことなんて…
何もないわ…。


「なぁ!何でお前って舞踏会に来たんだよ?」


「…私にトラウマあったら…多分傷ついて泣いてるわ…。」


「そういういみじゃねーよ。お前って男に興味なさそうじゃん?」


「…私だって来たくて来たんじゃないわ…。」


「…?」


「お母さんに連れてこられたの!それに…別に興味ない訳じゃ…ない。」


「ふーん…純粋なフリして実は男好きなわけか…」


「なっ!お、男好き!?」