――
目が覚めたら、橋の下で1人倒れていた。
午後10時の静かな風が傷に触れる。
…宛てもナイまま、また街へくりだすことにした。周りの非難する視線ゎもぅ気にならなくなっていたょ。
フラつきながらも、一歩ずつ進んだ。
ぉ腹空いたなあ…
…ぁ、サンドイッチだぁ…。
空腹カラの幻だろぅけど、必死になって食べた私はそのまま眠りについた。道のど真ん中。
――カサッ
「…ー?」
目を覚ますと、公園にいた。となりでは、レジ袋にサンドイッチのゴミ、それと1人のオトコ。
「また会ったな」
「…」
サンドイッチ。
幻ではなかったのか。
わざわざ、餌を与え、寝付いた私をここまで運んだのか。。
なぜそこまでするの?
どぅせ、「他人」なのに。
「…気にすんな、どーせ暇だったカラ、
遊んでたんだけどさ、
みんな帰る時間だってさ」
そうか、彼も、…いないのか。
それでも、遊べる相手がぃるなら、
私にも、遊べる相手がいたなら、
――仲間がいたなら、もっと違う日々を見れただろうか?
「…どぅした?」
震える手に気づいた彼は、私の目を真っ直ぐ見つめて言う、。
体中の傷を見ては
「大丈夫か?」と聞く。
同情してるの?
そんなもの、イラナイ。
優しさなんて、そんな