公園のベンチに座った。

「俺の元カノ。」

「紫って子?」

「あぁ。別に隠してたわけじゃねーけど…言わなくてもいいかな!なんて思っちゃったりして。」

「なんで、紫って子、泣いてたの?祐司が…」

「何か、紫がムカついたから…やすみじかん、屋上に連れて行って知ってるくせに癒羅、悩ませてんじゃねぇよ!って言った」

紫って呼んでるんだ…まっそれはそうだよね。元カノだもん。
でも、私ってやきもちやきなんだよな…

「まぁ。いいや…祐司が紫って子とよりもどさなければ…!」

「よりもどす分けない!」

「そうだよね♪さっそろそろ帰ろう!」

「そうだな!」

「祐司の家、どこ?」

「知らなかった!?俺の家は癒羅の隣の家なんですけど〜♪」

え…?知らなかった!

「じゃあ…」

「じゃあ?」

「これからは、いつもいつも一緒に帰ろ?」

「ああ!」

やった!断られたら、ヤだもん。

これからも、ずっと一緒にいようね?って言ってほしいな…