嫌な予感がする…本当に同じ男の子が好きな友達なんかつくって、お互い傷つくかもしれない…
でも、断わるのも悪いし…
頑張ろう。


《キーンコーンカーンコーン》

やっと終わった!何か、紫って子、性格悪そう…
って!決めつけちゃいかんいかん。

「な〜に考え事してるの?癒羅っ!」

「あっ。ゆうじぃ!何でもない?無くないかも…」

「え?何かあったかい?」

「うん…私の席の斜め前の子がさぁ手紙で、私、祐司くんのこと一目惚れなんだ♪癒羅チャン手伝ってほしいの。なかがいいみたいだから。って来たんだ。で断ったんだ!」

「んで?」

「で、でも友達にはなってって言われたから、断わるのも悪いし、いいよとは言ったものの何か、同じ男の子が好きな友達何か作っちゃって、いいのかな…なんて思っちゃったりして。」

「大丈夫だ!俺は癒羅だけのものだ!!」

よかった…祐司まで紫って子を好きになったらヤダもん。

「うん♪さっ新しい友達でも作ろっかなぁ…」

「じゃあ、俺も♪じゃあな。」

「うん♪」

祐司は廊下を走って行った。
やっぱり、走るの早いな!すごい♪

「癒羅っ♪」

「あっ!早紀と佳奈♪二人とも友達になったんだ!」

「相変わらず、彼氏さんとラブラブですね〜!」

「佳奈〜」

「所で、さっき彼氏さんと何話してたの?」

「内緒っ」

「ケチ!」

「ケチだもん♪」

「てか、前もケチどうのこうのって話してたね!」

そう言えば、そうだった。

「そうだったね(。・∀・)」

《キーンコーンカーンコーン》

終わるの早っ!