またバイブレータが鳴った。

受信:祐司
おっす。今、暇??

え??いきなり??でも、今日することないしな。
しょうがない。

返事をしようとしたら。

受信:祐司
話があるから。来て。

え??話が?ある??なんだろ。話があるなら行こう。

送信:祐司
いいよ〜♪どこにいけばいい??

受信:祐司
桜川二丁目公園(^-^ゞ

よし。急いでメイクして行こう!
バッチリ、メイクしてオシャレして、待ち合わせ場所に行った。

あ。いた!

「癒羅〜!」
いつもの祐司だ。こっちに歩いて来た。

「癒羅!いきなりごめんな」
「大丈夫!」

「癒羅って…」

「え…??」

「癒羅って…す…す…」

やっぱり、いつもの祐司と違う。顔が赤い。

「癒羅って好きな人いる?」

「いないけど。」

「正直に答えろ!俺は癒羅のことが好きだ。まだ会ったばかりだけど…一目惚れってやつなんだ!」

え…案の定、祐司は私のことが好きだった。
いきなり言われても(×_×)

「ダメか??」

「ち…ちょっと考えさせて」

「分かった。返事はいつでもいいから。ゆっくり考えてくれ。」

それを言ったまんま走って帰ってしまった。