しばらく駄菓子屋で過ごした後、俺達はまたあの小川に向かい、のんびりと水と戯れた。

適当にばしゃばしゃとやってるだけでもそれなりに涼しく過ごせるもんだ。


「もう夕方だねー」


紫に言われて空を見てみると、確かに朱色に染まっていた。

ありゃ、こんな時間か。


「早いもんだな」


「ねー、疲れたね」


「くたくただよ」


肌もひりひりする。

こりゃ今夜の風呂は地獄だな。