昼の休憩時間、携帯を開けると上総からメ-ルが来ていた。
『朝早くからゴメンね。休憩入ったらまたメ-ルちょうだいよ』
幸せなんだか複雑なんだか分からずに、私は幸せに笑っていた。
『今休憩入ったよ!!!疲れたぁ-…』
当たり障りのない文章を送る。
今、私は幸せなんだか複雑なんだか分からないけど、多分…いや、絶対幸せなんだと思う。
メ-ルが返ってくるまでの時間をこんなに長く感じた事は生まれて初めてだった。
返ってきてほしい反面、返信なんてなくていいと強がる自分が憎らしい。
着うたが流れるや否や、すぐにメ-ルボックスを開く。
『お疲れ様!!江夏って、松阪の人だよね???』
相殺された。
上総が私を呼び捨てにしている。
「こんな幸せな相殺…今までに無いわぁ」
無意味に泣けてくる。
そこから私は、昼ご飯を食べるのも忘れてひたすら上総とのメ-ルに没頭した。
嬉しくて嬉しくて、携帯電話という連絡手段の発達に、感謝せざるを得なかった。
『朝早くからゴメンね。休憩入ったらまたメ-ルちょうだいよ』
幸せなんだか複雑なんだか分からずに、私は幸せに笑っていた。
『今休憩入ったよ!!!疲れたぁ-…』
当たり障りのない文章を送る。
今、私は幸せなんだか複雑なんだか分からないけど、多分…いや、絶対幸せなんだと思う。
メ-ルが返ってくるまでの時間をこんなに長く感じた事は生まれて初めてだった。
返ってきてほしい反面、返信なんてなくていいと強がる自分が憎らしい。
着うたが流れるや否や、すぐにメ-ルボックスを開く。
『お疲れ様!!江夏って、松阪の人だよね???』
相殺された。
上総が私を呼び捨てにしている。
「こんな幸せな相殺…今までに無いわぁ」
無意味に泣けてくる。
そこから私は、昼ご飯を食べるのも忘れてひたすら上総とのメ-ルに没頭した。
嬉しくて嬉しくて、携帯電話という連絡手段の発達に、感謝せざるを得なかった。