「うーん…。」



「何難しそうな顔してるの?」




…………決めた!!




「優、耳貸して?」



「う、うん。」




私は小声で、翔と約束していることだけを伝えた。




「秘密だよ?」



「わかってるよ!いいな~美晴は。」




優はなんでも秘密にしてくれるもんね!




部活が午後からになったこともあって、私達は急いで帰った。



早く帰らないと、お昼ご飯食べる時間無くなるー!!




「ただいまー!!」



私は勢いよく玄関のドアを開けて、家の中に入った。




「あら?部活じゃなかったの?」



「午後からになったの!!」




私は喋りながらも自分の部屋に行って着替えてきた。




「どうしましょう?今から買い物に行こうと思ってたから、何もご飯の準備できてないわよ?」