「えっ、なんなのって…………美晴ーーーー!!?」




「えっ…。何?」



私は驚くお母さんをよそに、のんきに返事をする。




「何って、味噌汁!!みーそーしーる!!」



味噌汁がどうしたのって…。



「うわぁぁぁぁ!!!」




自分でもかなり驚いてしまった。


だって私は、味噌汁に醤油を入れていたのだから……。


手に持っている醤油差しには、醤油が満たん入っていたはずだ。


だけど今は、半分以上の醤油が無くなっている。



そして私の目の前の味噌汁は、かなりすごい色に……………。




「ごちそうさま…。」


私はそれを見た途端に食欲をなくしてしまって、私は部屋に向かった。



「これどうするのよ!?」



自分の部屋に行っても、下からお母さんの困り果てた声が聞こえてくる。