「それはね、きっと美晴が翔君を好きだからだよ♪」





……………………………………………はい?


………………………………………………………………………………………………………………………………。





「え゛ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?」




カーー、カーー。




近くのジャングルジムに止まっていたカラスが、私の声に驚いて飛んでいってしまった。



私が………翔君を好き?




「美晴!とりあえず落ち着いてってば!」




混乱中の私を、優は必死に落ちつかそうとしている。



でも私はそのおかげで、だんだん落ち着くことができた。




「ずっと迷ってたんだけどね、美晴はなんでも聞く覚悟ある?」