「じゃあ、いってきまぁす!!」



「「「いってらっしゃい!!」」」



そう言って、家族全員で見送ってくれた。



お母さんは、



「風引かないようにね。それと、夏休みとかには帰ってくること!


あとは・・・素敵な彼氏をつくって来てね!」



なんであたしの夢を知ってるんだろう・・・



でも、いろいろ心配してくれた。


お父さんは、



「無理しなくていいんだぞ。嫌だったら帰ってこいよ!


夜9時には寝ろよ。部屋に怪しいやつを入れるなよ。



彼氏はつくってこなくて全然いいからなっっ」



なんて、かなり心配してた。流石に9時寝るのは無理だろ・・・



かほは、


「お姉ちゃん、いってらっしゃい!嘉穂子も勉強たっくさんして、


お姉ちゃんがいる学校に行ってみせるから、まっててね!」


なんていい子なんだろう・・・この可愛さが中2とは思えない・・・



将来、すっごく可愛くなるだろぅ・・・


そんな暖かい?家族の声援を聞いて、



手を振ってあたしは駅まで行った。