時は進み
現在、男子寮前
あっ、花咲と彩未会長は女子寮なので別れたよ
杏「ここは何でもかんでもデカいなぁ…」
晃「…ああ、マジで何階在るんだ?これ」
私と晃は男子寮の前に立ち尽くしていた
だって…
軽いビル並みだよ?
中にはいると、男の人に声をかけられる
?「あっ、寮生ですか?僕は男子寮の管理人を勤める壽聖四郎(コトブキセイシロウ)と言います。今後とも宜しくお願いします」
お辞儀をされて思わず晃と目を見合わせお辞儀を返す
杏「あっこちらこそ宜しくお願いします。俺は、豊永杏樹と言います」
晃「俺は、赤土晃」
壽「杏樹さんと…晃さんですね。杏樹ですか…女々しいお名前ですね」
杏「気にしてるんです…。」
その時、杏樹は感じた
壽さんは勘がいい
きずかれないようにしないと
壽「本当は、僕自身が寮を案内したい気持ちでは在るんですが僕はこれから職員会議があるので、これを参考にしてください」
そう言って
手渡された一枚のパンフレット
晃のもどうやら同じらしい
壽「それでは、今日の九時頃から歓迎会が寮内で開かれるんです良かったら来てくださいね場所はパンフレットに載ってます。でわ、また後で」
壽さんは手を振りながら笑顔で寮を出た