あたしってサキが言った通り、やっぱり女のコみたい…。



顔がニヤケちゃう…。



「悠都~」

「はいは~い!!」



湯舟の中のサキに悠都を渡した。



あたしに入れられるより、サキに入れてもらった方が悠都が安心した顔をするのが悔しい…。



「俺、青がいい」

「へっ!?」

「ドレス、青がいい」

「そ、そっか…考えとく…」

「どぎついヤツな?淡いのはヤダ」



サキのそんなとこが好き…。



もう~…、ちょっと悶えてくるから。



悠都とサキをお風呂に残し、ベッドにダイブしてバタバタした。



コレ、完璧に恋ですよ!!



サキのバカヤロー!!



サキが…。



「好きすぎるっ!!キャァァァァァ!!」



なんて布団に顔を押し付けて叫んでる自分が怖い。



前のあたしはどこに行ったんだろ…。



冷静ではいられなくなるほど、サキが大好きっぽい。



悠都をお風呂から上げて寝かしつけて、自分もお風呂に入ったらサキにベッタリ。