もう手を出してもいいだろうか…。



名前も結局決まらないままベッドに入った。



無言でキスしたら動揺してるユズがいて…。



もっとキスしながら服の中に手を入れたらビクッと驚かれ、顔を反らされた…。



なんも言わねぇならこのまま食うよ?



「いいんスか?」

「ヤダって言って険悪になるのはもっと…ヤダ…」

「なんか俺、悪者っぽい…」

「違う!!違う…ホント恥ずかしいだけ!!だってあの日のこと覚えてる!?」

「気持ち良かったってことだけは…」

「初めてみたいなもんじゃん!?サキは平気なの!?恥ずかしくない!?」



そう言われると…好きな女なわけだし…。



恥ずかしくないって言ったらウソになるかも…。



「でも俺の息子君が…」

「し、してあげる?」

「なにを!?」

「その…長谷川さんが…いろいろと…してやれって…」

「わ、わかった。寝ようか」

「ははっ…」



恥ずかしいんですけど!!



なに教え込んでんだ長谷川さん!!