愛ちゃんと付き合ってた時のサキを知ってても、あんなこと本気で言う人じゃないと思ってた…。



エロい話しは全部冗談とかで…。



あそこまでヘコまれるとちょっと罪悪感…。



それに断った理由はちゃんと伝わってるんだろうか。



「サキ!!」

「ぬぁ!?な、なに!?」

「ご、ごめっ…」



なにやってんだあたし~!!



サキの後を追ってお風呂のドアを開けたらサキが脱いでる途中だった。



サキの体、久しぶりに見たかも…。



顔熱っ…。



「なんか用スか?」



急いで閉めたドアを開けたのはサキだった。



今絶対顔が赤いはず…。



恥ずかしくてまともに目を見れない…。



「き、キライだからお風呂一緒に入んないとかじゃない…よ?」

「それ言いに来たの?」

「はい…」

「ユズ、顔あげて」



顔を上げたらチュッとキス…。



な、なに…。



「やっぱカワイイ。そういうユズ、俺好きだよ」

「好…き…」

「で?覗いてくわけ?」

「ば、バカ!!」



今のはストレートすぎるでしょ!!