午後からは冷蔵庫が届くからいなきゃいけなくて、昼メシもまだコンビニ。



ユズの負担にならないように、荷物の片付けとか手伝おうとしても拒否された。



仕方なくベランダに出てタバコに火を着ける…。



ユズの前では吸わないタバコ。



やめなきゃって思いだけが先走り、余計本数が増えたため、やめることをやめた。



さっきからウロウロしてるユズを見たので、中に戻ったら変な顔をした。



「まだ吸ってたんだ…」

「やめらんねぇんだ」

「そう…」



『臭い』と言ってまた動き回るユズをどうしてもほっとけなかった。



「とにかく座って」

「まだバスタオルとか出してないからムリ」

「俺がやるって。激しい運動はダメなんだぞ」

「軽い運動じゃん!!」



なんで自分ひとりでやろうとしてんだろ…。



俺も一緒に暮らすのに…。



「サキ、お風呂掃除はサキに任せるから…」

「風呂?任せとけ。洗剤こっちだよな?」



俺もなんかやりたい。