「……随分、大人気ないなシルビア。珍しいな。」 「………」 「だんまりかー? え、何?恋でもしちゃった?」 「バカですか?ギルリア隊長。」 余りに煩いので毒を吐いてやると、酷いなーと泣き真似をした。 「……調子狂うんですよ、あんなに真っ直ぐに来られると。 暗闇の中で生きてきたから、眩しいんです。」 「……そうだな、吾妻は少しばかり眩しいかもな。」