一方この頃アッカス軍はと言うと、


第一及び第二中隊を引き連れさらに進撃を続け、


レプトン軍基地の目と鼻の先の所まで迫っていた。



何故ここまで気付かなかったのだろうか。



それはこの時すでに陽は落ちており、


夜の闇に紛れレプトン軍の見張りの兵士が発見しにくく、


更に兵士達は敵軍に奇襲をかけることが決まり、


訓練に夢中になりすぎたのだ。