彼との約束の日が近づくと思うとなんかワクワクしてきた。

それでも私は、顔がニヤケないようにクールな私を演じる。

仕事の帰り道…私は、桜が見たくなってあの公園にまた来てしまった。

いるわけないか…ちょっと期待してた私がバカだ。

私は、スーツ姿であのベンチにもたれかかった。

桜が風に舞い落ちる。綺麗だなぁ~

桜に見とれていた私

でもその先には、あの彼が…あれっ

こっちに向かって来る。

どうしよう…隠れようか?頭がパニックになって…

まぁいいか私は、平然を装いドキドキする心臓を抑えるのが精一杯だった。

でも勘違いだった。さっきの方を見たら誰も居ない…
私は、なんだと肩を撫で下ろしまたベンチにもたれかかった。

そしたら予想外の展開が…