比奈が空へ旅立って1ヶ月が経った。










やっぱりまだ、信じきれてない俺がいる。











いつも二人で歩いていた道のりを、今は一人で歩いている。










比奈。お前は、俺を空から見てるのか?











そっからでも、オレの気持ちわかる?











会いたい。










・・・・・・・・会いたい。











・・・・・・・・比奈。










・・・・・・・・・・・俺も、いってもいい?










そういって、オレは、橋の手すりの上に座っていた。











みんな、比奈の分まで生きろっていってくれる。











けど、俺もそんなこと分かってる。











ただ、比奈の側に、隣に居たいんだ。