寮では仲良く友達と先生に隠れて酒盛をしたり同級生でたばこを吸う子が大人びてかっこよく見えてみんなして真似してたばこ吸ってみたり誰かの誕生日にはびっくりパーティーを開いたり入学した頃はあれほど辞めたいと思っていたのにいつの間にか永遠にこの生活が続けられたらと願ってました。一つのインスタントラーメンを5人で分けて食べたり、寮の夕食は食事時間が7時までと早く育ち盛りの年頃には夜9時を過ぎるとお腹が空いてインスタントラーメンも無い時は食堂に忍びこんで冷蔵庫から食材をこっそり頂いてみんなでキャベツを刻んでマヨネーズをかけて食べたり、じゃが芋をゆがいて塩ふって食べたり、今思えばなぜマヨネーズをきけただけのキャベツや塩ふってただけのじゃが芋があんに美味しかったのか不思議なくらいできっと仲良く友達と食べた友情の味だったと思います。今がどんなにグルメブームでもあの味は忘れられません。学校はアルバイト禁止だったけどヒロリンと内緒で八丁堀の喫茶店でバイトしてた時の事も今思えば傑作ですバイトに行くため朝5時間に起きて朝7時間にバイトに入って夕方5時までくたくたになるまで働いて結局寮の夕食に間に合わずバイト代の半分を夕食代につかって何をしているやらでも私とヒロリンが火付け役になって結構隠れてバイトを始める友達も増えてきて何かにつけて私とヒロリンは火付け役になってました。