カオリの体や匂いはあの時と変わっていなかった…。

艶やかで水滴をも弾く柔らかくハリのある肢体…。

どこからともなく匂ってくる蜜のような匂い…。

マナミと付き合っていることなどはもはやどうでもよかった。


カオリの体のありとあらゆるところを味わった。

触れ合うたびにその匂いが強くなる…。

喘ぎ声のトーンも上がっていた…。


どうやら同じタイミングで絶頂を迎えそうだった。

あの時は1度もそういうことはなかった…。


…皮肉なものだ。