珍しくマナミがいなかった。

何かを感じ取ったのだろうか?

見る限り私物は残っている…。

…まあ、オレとの結婚を考えているとは言え、マナミはまだ20代前半だ。

何だかんだで遊びたい盛りの歳だろう…。


ケータイが鳴った。

どうやらマナミからメールが来ているようだった。

…今見ることもないだろう。