田町にはほぼ行きつけになっている『麻布ラーメン』というラーメン屋があった。

ここ以外では浜松町や麻布十番などにも店舗があるらしかった。

トッピングにネギやニンニクがあるのは一般的だが、それ以外にもやしのキムチがあったので、よくにサービスで食べられるライスに乗せて食べていた。

無論ラーメンにも乗せたりしてみたが、個人的にはライスに乗せるのが好きだった。

ピリッと来る辛さはあったが、コクがあるのでむしろ心地よかった。

また、メニューの中に『とんこつキムチラーメン』があった。
使われていたのは白菜キムチで、辛さはなく、むしろ甘味を感じるものだった。これが本場の味なのだろうか?

今までキムチは辛いだけという先入観があったが、それはいとも簡単に崩れたのは確かだった。

あと、忘れてはならないのは『つけ麺』だろう。

ピリ辛の濃いめのスープとしっかりとコシのある麺との相性は思いのほか良かった。

実はラーメン自体もそれほど好きではなかったが、オレの味覚が変わったのか凝り固まり気味だった感覚が解放されたのか、週に1回は食べないと落ち着かなくなってしまった。

いいことかどうかはわからないが…。