だからかわりに叫んだ。

「永久、大好きだー!!!!!」



…学校の屋上、切ない一人のオレ。

最近までは"寒いね"と隣で永久が寄り添ってたのに。

悲しいね。青春って。


「あー…彼女ほしー!」

ごろんと床に寝転ぶ。

「彼女彼女彼女ー!!」

足をバタバタさせながら悪態をついてみる。

…彼女が空から降ってきたらなー…笑



なんて一瞬瞼を下ろしてみる。


そしてあるわけないよなーと思いながら目を開けた、そのとき…