「俺……死ぬし、ちぃはそんなの受け止められねぇって、…思ってた。」



空はすごく真剣な顔をしながら話してる。


確かに、死ぬとかまだぜんぜん理解できてない…………けど、空と一秒でも長く一緒にいたい。


……そう思ったの。



「だから、本当に嬉しい……ありがとな、ちぃ。」


「……ううん。私も、空と最後まで一緒にいれて……すごく、すごく嬉しいよ…っ!」



空は私を離して真剣な顔をしながら、私と向かい合わせになった。



「……ちぃ。いや、ちな。改めて言うな?……俺、死ぬまでちなを絶対に幸せにする。だから、俺とずっと一緒にいてください。」


「…………はいっ、よろしくお願いします…っ!」















end――…‥