「霧島 愛美花と世話係のものです」

「ちょっとお待ちください」

しばらく経つと門が開いた。

「どうぞお入りください」

「うわーーーーー。キレイ」

門をはいるととってもきれいな薔薇の花に

名前は知らないけどきれいな花がいっぱいのメルヘンな花園があった

うちの家も花園あるけどこっちの方が規模が大きい。

「今日からここに住むの!!」

「何いまさら言ってんの」

「住む。いや住みたい」

もう私の頭の中はメルヘンに染まっていた。

「愛美花ちゃーーん」

メッチャくちゃ綺麗な人が走ってきた

嫌な予感がした。私の何かが危険を察知したけどもう遅かった。

どーーん

「うわっっ」

「久しぶりだね~大きくなったね~。ああーかわいい」

「え?前に会いましたっけ・・・。」

「え?・・・・覚えてない?」

「・・・・・・・はい。」

「パパ~~~。愛美花ちゃんが覚えてないって~」

「いや、仕方ないだろ。愛美花ちゃんの生まれた日にしか会ってないんだから」

いつの間にか私の後ろに気弱そうな男の人が立っていた。

「うわっ」

「ああごめんね、脅かしてしまって。僕は君のお父さんの高校時代の友達の
斎原 司(さいはら つかさ)です。」

「私は愛美花ちゃんのお母さんの親友の斎原 綾愛(さいはら あやめ)です」

「あなたの名前私が名付けたのよ」

「え!!そうなんですか?初耳です」

「あと子供が2人いるから。仲良くしてね」

今日から新生活が楽しみです。