「愛美花話があるんだ・・・・。」
パパが突然真剣な顔で、
「明日からパパとママは海外出張だから」
「えっちょチョットまってよ。なんでそんな急に」
「明日から姫さんは直君のにお世話になるのよ」
「えっ?!?お母さんも何言ってるの!!」
「迷惑掛けたらダメだよ。いくら直君だからって我がまま言ったらいけないよ」
「直君あとは頼んだわね。危ないことさせないでね。」
「分かってます。任せて下さい」
「ママ飛行機の時間に間に合わなくなるよ」
「じゃあね私のお姫様」
そういってママは私のおでこにキスをして、すんごいスピードで去って行った。
「パパっママっ~~」
「いつまでべそかいてんだよ。行くぞ」
「なんでそう、態度が変わるのかな?」
この身長が高くて闇色のふわふわの黒い髪に整った顔をしていて、カッコイイって言葉を
独り占めしたようなこの人は私の幼馴染で彼氏さん////です。
「俺は世渡り上手なんだよ」
「多重人格とも言うんだよ」
「まあ愛美花は俺に附いてくれば幸せになれる」
ッボって顔から火が出たみたいに熱くなった。
なんでそんなこと簡単に言えるんだろう?