何言ってんだ・・
・・・・あたし、ばかじゃん・・・。
翔君に想ってくれなくていいって、
届かなくていいって思ってたのに・・・・
やっぱり、欲張りになる。
愛おしくてたまらない。
独占したくなる。
でも、あたしは翔君を守るって、支えるって決めた。
少しでも、彼の心を癒せるように・・・・
夏休みが終わりそうで、会えなくなるのが淋しくて、つい自分のことだけ考えてた・・・
だめじゃん・・・あたし・・・
「ごめん・・・翔君・・・」
「え?!あ・・・うん・・・?」
あと少しの夏休み・・・
どうか、終わらないで・・・
あたしにもう少しだけ、翔君といられる時間をください。