なんでこんなにも、君が気になるのか。 なんでこんなにも、君を知りたいと思うのか。 疑問が一気に体からあふれだした。 そっか、 あたし、 翔君に恋してたんだ――・・・ 君の声を聞いたときから、気になっていた。 会いたかった理由が、今わかったよ。 こんなにも君が愛おしい。 こんなにも君を独占したい。 こんなにも君の全てを知り尽くしたい。 好きだと気づいたら、次々と押し寄せる欲望。