どんなに苦しくても、朝は必ずやって来る。 そして、1日が始まるー… 「…朝…」 カーテンの隙間から朝日が差し込み、目が覚めた。 泣きすぎたのか、瞼が重い。 頭も、いつも以上にボーっとする。 「…学校」 重たい瞼を無理やり上げ、起き上がろうとするがー… 「…あれ…」 身体に力が入らず、ふにゃっとベットに引き戻される。