「どうして…」





この場にいるはずがない人物に、うっすらだった目も大きく開かれた。








「2日も無断欠席してたから、気になって様子見に来たんだ。そしたら、鍵は開いてるわ…お前はなかなか起きないわ…」





2日ー…





「…そっか…」



「心配したんだぞ!?屋上で、お前が飛び出していったまま…」



「ずっと、そのまま眠ってれば良かったのに」








眠ったままなら、何も考えなくてもいいー…