連れてこられたのは 
 
小さな屋上だった。 
 
鍵も何にもなくて 
 
フツーに 

誰でも 
 
入れるようだった。 
 
誰かがここで 
 
華麗なる落下をするのでは 
 
とは考えないのだろうかと少し思った。 
 
田舎だから 
 
そんな物騒な話も 
 
無いのだろうか。