その後チャイムが鳴るまで、あたし達は離れなかった。


手を繋いで、図書室をでたあたし達…


でも…もう…


「海斗…手、離して」


「なんで?みんなに知られたくない?」


「うん…ごめん」


そう言いながらあたしは俯いた


「いいよ…翠がそれでよければ」


ちゅッ…軽いキスをあたしのおでこにしてきた


かぁぁ/////


あたしの顔は、ゆでたこになってしまった。


「ははっ…翠かわいいよ」


海斗は先に行ってしまった。


あたしはゆっくりと歩きだす…。


両思いになれたんだ


そう思うと顔が、熱くなる////