「じゃぁお兄ちゃんは藍と寝たらいいじゃん。そーすればお互い寂しくないでしょ?」


冷ややかな目を俺と梁翔さんに向けてきた。

ないだろっ

梁翔さんと一緒に寝るとか有り得ないだろっ

嬉しくも何ともねぇ。


「あははは!矢耶ちゃんよく言った!たまには有りよね!この機会に頭を冷やしなさい」


姉貴が笑いながら言ってきた。

笑い事じゃねぇし。

意味分かんねぇよ。


『矢耶、頼むから機嫌なおせ。俺が悪かったから、んなこと言うなよ。な?』


もう、どうこう言ってる場合じゃねぇよ!

絶対に矢耶に許して貰わないと俺、死ぬよ。