「ところで美都」
そういって唯斗ちょい、ちょいと、指を揺らした。
『何??』
「今回のは…おもしろいよ。今まで全く関係ないものだったけど、今回はちょいと関係ありだ。しかもそれは物ではなく、人なんだからね。。」


…腹黒!!

そしてあたしは離れた。
と同時に、ゲームは開始した。
「基本ルールはないよ。それじゃぁ二人には別々のクラブに行ってもらうからね。」

と言って、私たちを送り出しながら。