女の感は時に嫌なものだ。

あたしには分かってしまった。

ヤスには彼女ができたんだと思う。

あたしはいつそれをヤスが言うかドキドキしてた。

珍しくヤスが飲みにいこうと連れてってくれた。
ヤスはお酒をたくさん飲んで、なかなか話してくれない。
あたしも負けずにたくさん飲んだ。

2人で酔っ払ってしまえば、このままで、またヤスと会う日が増えるかも知れないなんて考えてたあたし。

ヤスのアパートに行くこの道を何度一緒に歩いただろう。

ヤスと何度キスをしただろう。

ヤスと何度セックスをしただろう。