こんな風にして、幸せな毎日が過ぎていたけど、いつでも《彼女》っぽくならないようにしてたあたし。

いつまでも隣にいたかったけど、それは無理だったから。


いつだったかヤスが言った。

ヤスにずっと会えない日が続いていて、ようやく会えた日、あたしは急いでタクシーを飛ばして会いに行った。

ベッドに寝ているヤスに飛びついてすぐにセックスをしたがった。
キスをするのもままならないままで、あたしのパンティーを脱がしたヤス。

『美波、すごいよ。もう濡れてる。』

そうだ。
あたしはヤスに愛撫をされる前からもう身体が反応してた。
『お願い、早く入れて。』

ヤスが欲しい。